機能概要
料金科目設定では、料金の登録や集計の際の表示名称や、集計区分、税区分、単価などを設定できます。
機能詳細・設定方法
はじめに、料金科目のデータ構造をご確認ください。
料金科目データ構造
①大項目・中項目の設定
大項目・中項目は、設定>マスターデータ設定>料金科目分類(大項目・中項目)「編集する」にて、設定します。
💡設定するとできること
①各種帳票での表示
②収支実績報告書での大項目別・中項目別の合計金額の集計
③平均客室単価の集計
大項目のカテゴリーが「宿泊費」で設定されている料金科目は平均客室単価の集計対象となります。
④料金科目の食事項目への紐づけ
大項目のカテゴリーが「食費」で設定されている料金科目は食事の計上科目として設定できます。
赤枠部分でカテゴリーを選択した上で、大項目と紐づく中項目を入力します。
②料金科目の設定
料金科目は、設定>マスターデータ設定>料金科目「編集する」 にて、設定します。
サイトコントローラーと連携する場合
予約の売上は「宿泊費」、ポイント・クーポンは「ポイント利用」という名称で自動的に取り込まれるため、新たな科目の作成は不要です。中項目・大項目の紐づけのみ行ってください。
※「宿泊費」や「ポイント利用」の名称は変更しないでください。
変更しても以降のサイトコントローラー取込にて新たに「宿泊費」「ポイント利用」という科目が生成されます。
取り込まれる「宿泊費」を仕訳したい場合や、予約後の追加料金がある場合は追加をしましょう。
⚙設定方法
「⊕料金科目を追加する」をクリックし、料金科目名の入力と付随情報の設定を行います。

中項目
料金科目に紐づく中項目名を選択します(大項目は中項目に連動して設定されます)
料金カテゴリー
カテゴリーは6種類あります。
カテゴリーによって各種帳票において集計されるものされないものがございます。
| 通常料金 | ー |
| オプション購入 | アップセルで購入した商品の料金はこのカテゴリーになります |
| 調整金 | |
| ポイント利用 | 予約経路にて使用されたポイント・クーポンに適用されます ポイント利用の金額は、料金詳細内では通常料金からが値引きされ、予約経路への売掛となります |
| 税 | 入湯税・宿泊税など宿泊者様より徴収する消費税以外の税に適用します |
| 不計上 | 設定すると集計の対象から外れます |
標準税区分
料金情報の登録時、設定した税区分と税率が自動で反映されます(初期値:税込み10%)
標準単価
料金情報の登録時、設定した単価が自動で反映されます
※単価が変動しない商品で設定いただくと便利です
※単価は物件単位で設定可能です
物件
未設定の場合、その料金科目は全ての施設に適用されます。
設定した場合、その料金科目は設定した施設のみに適用されます。
並び替え
料金登録の際の科目選択欄には、カテゴリー別に料金科目設定に登録されている順に料金科目が表示されます。

料金科目の左側にある移動ボタンをドラックしながら上下に動かすとすると並び替えが可能です。

よくある質問
料金科目の名前を入力できない
画面の表示倍率が大きく、入力欄の表示が崩れている思われます。
倍率を80%程度に下げていただくと正しく表示され、入力できるようになります。
料金科目が消せない
既に料金情報として、使用されたことがある項目は消せない仕様となっております。

